いなべ市 宇賀渓(6)


大石三滝

大石三滝宇賀渓入り口近くの案内板を見ると、今まで見てきた五滝以外にも、大石三滝と不動滝の二つの滝が載っている。
まず国民宿舎「登竜荘」の裏手にあるという大石三滝に向かう。
国道421号線を滋賀県方面に1km程走り、登竜荘に着く。
登竜荘の方に許可をもらって敷地の中を通らせてもらい、建物の左側から谷へと伸びている遊歩道を降りる。大石三滝
谷の水の透明感は、なかなかのものである。
川原に降りた所は、どうやら大石三滝最下段の落ち口のところのようである。
少し上流には、落差50cmほどの、大石三滝二番目の滝が落ちていた。(左の写真)
最下段の落ち口を少し歩いて対岸の雑木林に渡り、かすかな踏み跡をたどって滝壷に到着する。(下の写真)大石三滝
大石三滝の最下段は、落差5m程の、非常に水量の多い渓流瀑である。
そのまま右岸の雑木林を歩いて、大石三滝最上段の滝へ向かう。
二番目の滝を越えた辺りで左岸に飛び石伝いに戻り、川原歩きを続けると最上段が見えた。(下の写真)
この滝も渓流瀑で、落差は2m程であろうか。
旅館の裏手にある滝ということで、正直余り期待していなかったが、心配していたゴミもたいしたことは無く、それどころか鈴鹿らしい白い滝の美しさに、思わぬ拾い物をした気分であった。
大石三滝(2004年4月27日)


五階滝上部へ不動滝へ



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