松阪から国道23号線を北上し、河芸町の中瀬信号交差点で左折、国道306号線を走る。 そのまま一時間ほどで、いなべ市である。 石榑北信号交差点で左折して国道421号線に入り、数分で宇賀渓の看板が見える。 車を路肩に停め、案内板で滝の位置を確認し、売店の間を通り抜けて登山口に入る。 最終の長尾滝までは80分というから、往復約三時間、写真撮影をするなら四時間ほどを見ておけば良いだろう。 もとは林道として使われていたらしい、アスファルト舗装された登山道を歩く。 しばらく歩くと、宇賀渓最初の滝・御所滝が対岸に落ちているのが見えた。 少し戻って「自由キャンプ村」と書かれた青い釣り橋を渡り、御所滝へ向かう。 宇賀渓支流御所谷に落ちる、上段10m、下段3mの美しい段瀑である。 下段の滝は左右どちらからでも登れそうであるが、立ち木などのホールドの多そうな右側から登ってみる。 ひとしきり美しい上段の全景を楽しんだ後、登山道へと戻った。 (2004年4月22日) |