木原橋の上に落ちる木梶不動滝を「キワラの滝」だと思いこんでいたが、飯高の滝に詳しい伝承鳩さんによれば、「地元の人は木梶不動滝の下に落ちる滝のことをキワラの滝と呼んでいる」とのお話である。
要するに木梶林道を挟んで、上が木梶不動滝、下が木原の滝な訳である。 木原橋から下を覗き込んで見る。 かなりの長瀑が延々と続いている。 林道から木原の滝を眺められる場所は無さそうなので、一旦谷に降りることにする。 木梶三滝登山道白滝コースを歩き、白滝落ち口上に出ると、落差2m程の数条に分かれた小滝がある。 この滝の上に登ってみると、一番右の流れは木原谷からのものであった。 木梶林道から白滝落ち口までの、落差数十mもの大瀑が木原の滝という訳である。 谷に降りて木原の滝を見上げる。 下部の幾つかの段が登れそうである。 滝を登って、下から見えていた直瀑部分に近付く。 落差5m程の、なかなか美しい滝である。 (2005年6月5日) |